【Elle est mistral】すべての女性がそれぞれの個性を輝かせる未来へ

店名が個性的でいらっしゃいますね。

ミストラルってフランスの季節風の名前なんですよ。毎年その風が吹くことによって、南のプロヴァンスのからっとした気持ち良い気候っていうのは保たれてて。その風がいいなあと思って。やっぱり、主に女性に向けたお店にして行きたいなと。女性のそれぞれの個性が輝いて。女性の笑顔が輝く。健康美容によって、女性の笑顔が輝けば、子供たちとかパートナーである男性とかも、幸せになると思って。

女性を輝かせるがテーマなんですね。

オープンするまでのミホさんのストーリーってどんな感じなんでしょう？

育った家がすごい健康志向の家だったんですよ。祖父母が西式健康法っていう、まあ民間療法とか代替医療とか言われる分野の健康法があって、それを実践しているおうちだったんです。

グリーンスムージーって最近流行りましたよね。子供の頃、ずっと朝食に飲んでたんですよ。だからそういう食養生というか、食生活でよくするとか。風邪ひいたり熱出したとしても、お薬飲むんじゃなくて、民間療法でなおすみたいな。

それでじっさい健康に育ったんですけど、大人になって周りを見渡したときに、なんか全然違う考え方っていうか、育ち方の人が多いなって。

そうなりますね。

病気まで行かないけど、不調があったりとか、そういう人がいっぱいいて。それってやっぱり生活習慣の改善とか食生活の改善によって、ほとんどの場合、改善すると思うんですよね。だけど、自分がやってることの結果でそうなってるっていうのも分かっていなかったり。

うん。

すごいもったいないなあって思うんですよね。本当はその人のパフォーマンス、もっと高いのに。ちょっとしんどいとか、なんか日中眠いとか。全力が出せない状態っていうのは凄くもったいないしね。

私自身は、割と早くから自分で独立して仕事を始めたんですね。きっかけが私が19の時に両親が離婚したんですよ。母親がね、三人娘がいる専業主婦のお母さんだったんですけど。50で離婚したら、普通、フルタイムの仕事って付けないですよね。で、時給800円のパートぐらいしかないから。それで結構、経済的に苦労したと思うんですけど。それを見ていたので、女性が経済力を付けずないのって危険やなって思ったんですよ。

たしかに。

自力で稼げる人間になりたいなと思って、24歳からフリーライターを始めました。文章書くのが得意だったんで、まあそれでひとまず稼げるかなっていうので。10年ぐらいやっていましたね。

今から考えると、やっぱりグルメ系が多かったから、なんか試食もいっぱいするじゃないですか。一日、３件から５件ぐらい取材して、試食してみたいな。すごい不健康な生活。締め切り前は、寝ないで記事書いたりとか。まあ若かったからね。なんとかなったっていう感じで。ずっと続けられへんなって思ったんです。体力もそうやし、これでもし家族とかいたら、とてもそんな働き方できへんなと。

うんうん。

で、34の時に経営者になろうと思ったんですよ。それで、店舗を持った方がいいなあっていうので。5年ぐらい前に店舗の運営を始めたんです。

えー、すごいいろいろ考えたんですね。

まあ今でこそ無店舗っていうのも普通になったけど、当時は店舗を構えていると構えてないっていうのでは、信頼性が違うなあっていう。店舗構えるってなった時に、強い業種って考えたら、やっぱり健康、美容かなと。知識がないと体に良くないものが簡単に買えてしまうので、ちゃんと教育をしながら、本当に自分がいいなと思ったものをセレクトして販売するっていうことをやりたかったんです。

いろいろ繋がってくるわけですね。

だから、ここで売ってる商品は、ほとんどが経営者に直接お会いして、本当にいい経営者の方、いい会社だなと思ってるところの商品を扱っているんですよ。

へぇ～！

ちょっと流行りのものとか、ただただ売れるっていうものを扱いたいとは思わなくて。地味でも本当に、ちゃんとわかって使い続けてもらえるものを販売したい。それをやっぱり、わかってもらわないといけないので、セミナーを企画したりしています。

お店もしくはあのミホさんの個人としてでも、どちらでも結構ですので、これからの夢とか、これからのその展望とか、ぜひお聞かせください。

自分の持って生まれたものを活かして生きがいやりがいを持って生きていけるように、自分らしさを発揮して、それぞれの個性を輝かせて生きられる社会にして行きたいなって思ってるんですけど、それには邪魔になっているものがいっぱいあるなあと思ってるんです。そういうものをクリアにして、その人の本来持ってる力を発揮してもらえるようなお手伝いがしていきたいと思っています。 

私自身はね、すごい自由を求めるタイプなんですよ。自由に飛び回りながら、出会うことによっていい影響を与えられるような仕事をしていきたいなって。

うん、いいですね。